柏崎を元気にする方法ー6

1 特区制度

前回に引き続き特区制度について考えてみたい。そもそも特区制度というのは中国の経済特区をヒントにしていると聞くが、小泉内閣時代の構造改革の一つとしての構造改革特区が導入されたことが記憶に新しい。ヒントやきっかけはともかくとして、それが我が国の発展や国民生活の向上に作用するならば、歓迎すべきことではある。

2 盛り沢山の資源・財産

さて柏崎を元気にする方法としての特区についてである。まず「総合特区」に手を挙げることを強く提案したい。国が示している総合特区制度の内容をみると、その狙いは「地域資源を最大限活用した、地域活性化の取り組みによる地域力の向上」としている。まさに、柏崎市のやらなければならない「活性化対策」そのものである。ピッタンコ一致しているではないか。そして、掲げている項目では「防災・減災・環境・エネルギー・観光・文化・バイオマス・農業・農商工連携」等々、柏崎市が採用可能な事柄が盛り沢山である。その内、例えば「防災・減災」については、柏崎ほど適した自治体はあるまい。2回の大地震や大雪・大雨・大洪水、さらには原子力発電所の立地自治体でもある。これまでにも述べてきた(政界やぶにらみー22、23)が、柏崎市こそ「防災・減災モデル都市への道」を追求すべきだと申し上げたい。また、観光・文化はどうであろうか。「海の柏崎」は唱えて久しいし、42Kmの海岸線は、合併後度々話の端にのぼっている資源の一つである。そして、文化はどうか。先ごろ配布された「広報かしわざき、1月5日号」の新春対談の中で、北原保雄先生(新潟産業大学々長)は柏崎の魅力の一つとして、「山海兼備と文化・芸術」を挙げておられる。その中で「柏崎市は文化・芸術のレベルがとても高いと思います。地方都市でこれだけ高いところはそんなにありません。」と高く評価されている。尤も、北原先生ご自身が学術・文化の権威でいられるし、ドナルド・キーン博士も居られる。これらの「知見や人財」は柏崎市の最有力な資源ではないのか。柏崎はこんなにも盛り沢山の資源を抱えているのである。

3 成果の見えない「バイオマスタウン構想」

一方で、バイオマスはどうだろう。柏崎市が「バイオマスタウン構想」を打ち出したのは、確か平成18年12月である。その後、改定を繰り返してきているが、一向に成果らしきものが見られない。議会でも時々取り上げられたり議論になっているが、埒があかない。ところがどうであろう、国では総合特区の項目として取り上げているのだ。柏崎市が構想してから7年が経過している。生まれた子供が小学生になる時間が経過しているのだ。「やる気」さえあれば時間も、準備も十二分のはずである。結局ここでも、「もっと真剣に取り組め」と言わざるを得ない。これとても、総合特区制度として「柏崎の元気づくりに繋がる」事業であるはずだ。

他にも特区制度の項目として「教育・子育て・医療・介護・健康」等もある。今回取り上げた総合特区制度は最も柏崎の元気づくりに相応しい手法だと強調しておきたい。

<次回に続く>
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