「議会は機能しているか……?(最終回)」ー検証・2月議会(柏崎市議会)

これまで3回に分けて「議会は機能しているか?」について論じてきた。今回はこの項目のまとめとして、これまでの論点も含め整理してみたい。

4 まとめ

既に読者各位はご賢察のことと思うが、「議会が機能していない」と思われる最大の要因を、結論的に申し上げると、「議会も議員も『柏崎市や市民の為に働いていない』と思わせる節が多々見受けられる」から、ではなかろうか???

これまで論じてきた3点(勿論、これだけではないが。)

(1)何がどうであれ「市長を守ろう」とする議員の数とその動き……(4月8日掲載ー政界やぶにらみ<36>参照)

(2)「危ないことや臭いもの」には関わらないという議員心理……(4月10日掲載ー政界やぶにらみ<37>参照)

(3)批判や辛口意見を嫌い排除しようとする市長の言動……(4月12日掲載ー政界やぶにらみ<38>参照)

等々のいずれもが、市民の為、柏崎市の為に働いているとは言えない事を……、市民各位は敏感に感じ取り、その結果が「議会は機能していない」との思いになってきているのではなかろうか。

これでは、よかれかしと思えばこそ、信頼し期待して付託している市民有権者の立場からすれば、無理からぬことではある。

このように、今回3回に分けて論じてきたことは、新聞は書かない。また、議会が発行している「議会だより」にも書かれることはない。だから殆どの人達には知らされることなく、市政も議会も運営されていくのである。その結果、市民と議会の間にはズレと乖離が生じ、「議会は、議員は何をしている」となるのだ。それが結果として「政治離れ・政治不信」に繋がっているように思うが……?

このように考えて来ると、やはり最大の責任は政治に携わる者の意識であり、姿勢であり、行動にある。議員も市長も襟を正し、行動を正さなければならないことは言うまでもない。その上で願わくば、地元新聞ももっと市政や議会の実態を書いて欲しいし、市民各位もチエックして欲しい。今日では議会の模様は総て中継又は録画で視聴できる。それらをご活用のうえ、「注視」していただければ幸いである。勿論、弊ポータルでも可能な限り報告をしていきたい。

市民有権者の厳しいチエックと声があれば、議員の意識も行動も健全な方向に進むことは間違いない。なぜならば、その点に一番敏感なのが議員であるからである。また、議会の中にはこれ等の諸点について問題意識を持ちながら、改革・改善の意欲を持っている議員がいることもお知らせしておきたい。そして、最後は市民有権者各位の審判が最も大きな力を持っていることを、重ねて申し上げて、この項のまとめとしたい。[以上文責:荒城彦一(柏崎市議会議員)]

<以上でこの項を終わります。>