「議員定数の削減」は成るか……???(6)ー柏崎市議会ー

今回は昨日に引き続き<特集>「議員定数削減(30人⇒26人に)めでの経緯とその論点」の内、最後の「問題点と意見」を掲載したい。これは、会派「整風会」が平成22年6月定例会が終わった後で、市民各位向けに報告した文書である。引き続きご高覧いただければ幸いである。

議員定数削減に関する議論と議員行動に関する「問題点と意見」

<問題点>

① 公文書(議長宛議員発案第5号―別添参照)に署名押印をしたにもかかわらず、2人の議員が採決に参加しなかったこと。

② この2人の議員は、議員としての「使命・責任を果たしえていないこと」と、今後「市民に対する説明責任がある」こと。

③ 2人の内、霜田彰議員は「前議長であり」、議会の規律・良識・使命・責任を他の「一般議員以上に重くわきまえる立場にある」こと。

④ 上記③のように、同じく議長としての見識・良識・指導力を問われる立場の、現在の議長である斉木議長は「同じ会派(市民クラブ)」に所属する霜田議員の一連の行動を指導できず、結果的に既述のような行動を許すことになったこと。

⑤ 「市民意識からかけ離れた」議会の意識・議論の実態。

⑥ 「議会改革に関する特別委員会」まで設置しながら、2月定例会時点での定数削減に対する結論が「賛成・反対」の両論併記という「中間報告」となった不可解(市民目線では全く理解されない)。

⑦ 平成20年9月定例会以来これまで、再三にわたる「議員定数削減案」に対する議論、「議会改革に関する特別委員会」に場所を移しての議論、市民の皆様からの数多くのご意見…等々の中で、急転直下「修正案提出による削減案可決」という行動をとるに至った、これまで「賛成しない行動」をとってきた議員の態度豹変の不可解。

⑧ 結果として、議会本会議や「議会改革に関する特別委員会」の議論を形骸化(最終日採決結果は、これまでの議論を総て覆す事になった。)してしまったこと。

等々、極めて由々しく重い問題点が挙げられます。

[ 意 見 ]

この議員定数削減に関する議論につきましては、これまでも古くて新しい問題として、議会の節目々々で取り上げられてきました議題であります。

この度の議論は平成20年9月定例会に整風会々長丸山敏彦議員が提案者となり提出して以来、市民団体「ステップ1(川口静子代表)の請願」も含め、1年9ヶ月の間、多くの市民の参加と関心の元に熱い議論が展開されてきました。

上記「解説・問題点」の中にも掲げましたように、数多くの論点や課題を内包しながら、ようやく4人削減して「定数26人とする」事で結論を見ました。

これまで、一貫して定数削減を主張してきました我々「整風会」としましては、逼迫した柏崎市の財政を始め、諸々の課題解決のためには「行財政改革の実行は避けられない」との思いで、まずは「隗より始めよ」ということから「議員定数の20%、6人削減を主張」してきましたが、結果は既述の通りとなりました。

これまでの柏崎市議会では「数の力」で「どうしても可決に至らなかった」のが実態ですが、削減数6人が4人となった違いはありますものの、最終的には削減に向けて前進したことを「良」としたいと思います。

しかしながら市民目線からは、

・これまで「賛成しない議員」が多数を占めていたのにどうなったのか?

・ 議会最終日(採決)直前になって、どうして修正案提出の動きになったのか?

・いざ採決という時点で、どうして2人の議員が席に居なかったのか?

等々不可解で考えられないようなことが、多々あろうかと思います。

このことは、市民の皆さんの意識と議会・議員の意識が「大きく乖離している事実」として、我々を始め全議員が反省し襟を正さなければならないことと思っています。

一方で、議会内でのこの動きや、この議員行動の変化の背景には「市民世論」の力が大きく作用したことは間違いないと思います。その意味で、議会や議員が「市民の負託に応え、その責任と使命を全うしているかどうか」の実態を、よく見極めることも市民の皆さんの大きな役割であると思うのであります。

我々整風会はこれからも引き続き、「良識と正論の通る議会」を目指してまいりますので、お気付きの点等ございましたらお寄せいただければ幸いであります。

平成22年7月吉日

市民各位

柏崎市議会 整風会一同

<以上です。>