一般質問全文(3)ー柏崎市議会2月定例会議

引き続き一般質問の3項目目を掲載します。ご笑覧いただければ幸いです。

3 社会資本整備とまちづくりについて

次に3番目であります。社会資本の整備とまちづくりについてお聞き致します。戦後、我が国が建設してきました社会インフラは、時間の経過とともに老 朽化が進み、崩壊や損傷が見られるようになりました。このことが時には重大な事故に繋がっていることは、ご案内のとおりであります。例えば平成25年12 月2日に発生し、まだ我々の記憶に新しい「笹子トンネル天井板落下事故」(山梨県大月市笹子町中央自動車道上り線での惨事、死者9人、重軽傷者2人)等で あります。本市においてもこの危険性を否定できるものではありません。

今、目の前の課題だけでも、道路・橋梁・公園・ガス・水道やその他公共施設はもとより、民間住宅の耐震補強工事の促進も重要な課題であります。お聞きしているところでは、

① 道路・側溝については25年度に「道路性状調査」を行い、計画に基づき実施予定、とのことであります。

② 橋梁については平成20年度に「長寿命化修繕計画」を策定して今後50年計画で取り組む、ということであります。

③ 公園については平成23年策定の「都市公園施設長寿命化計画」に基づき、今後30年計画で実施予定、と聞いています。

④ 耐震化対策については、市の施設100% 実施を目指した目標が残すところ28施設であり、民間は「木造住宅耐震化補助事業」の中で進めていく、とのことであります。また、

⑤ ガス水道関係では「公営企業中期経営計画」の中で進められていることは、市内各所の工事現場に出会う度に確認できるところであります。

さらには、今議会でも度々登場してきています、市役所庁舎の改築整備や立地計画については、柏崎市の核となる中心施設であります。中越沖地震の後に実施した耐震補強工事は10年から最長15年までと聞いています。10年後の絵姿の中には当然登場してこなければなりません。

これらの社会資本整備と維持管理の課題につきましては、都市整備部とガス水道局のもとで、これまでに実態の調査をはじめ、専門家の知見を取り入れる など、地道な取り組みが行われています。私は、このような取り組みが市民の安全と安心に繋がるものであると高く評価をしています。

しかしながら、なんと申しましても心配な事案が「橋梁」であります。現在柏崎市で管理している橋梁の数は538橋、その内、「高齢橋梁」と言われる 建設後50年を経過した橋梁数の割合は、現在の「5%(11橋)」から、20年後には一気に「47%(109橋)」に増加するとの見通しであり、その費用 に至っては、約138億円必要だということであります。予算縮減の試算もあるようですが、いずれにしましても、多額の費用が必要であります。

先に引用しました笹子トンネルのように、橋梁の場合も、一度事故が起これば「大惨事」に繋がる可能性が極めて大きい重要なインフラであります。費用 も時間もかかる大きな事業でありますが、すでに調査は終了し、その費用・計画もできている訳であります。早急な対策が必要であります。予算の重点配分をし てでも対策が望まれることを、強調しておきたいと思います。以上社会資本整備とまちづくりについて、10年後の方向性と構想をお聞かせいただきたいと思い ます。

<次回に続く>