反対の理由(3)=「柏崎市新庁舎建設計画」

柏崎市の市民団体が結成した「明日の柏崎を考える市民の会」では、過日(平成27年11月24日)市長に対して公開質問状を提出し、その全文と回答及び回答の問題点を掲載した意見広告を、市内全戸宛てに新聞折り込みにより配布(平成27年12月26日)しました。 既に弊ブログでもその全文を掲載済みですが、少々読みにくい点もあることから、今回から項目毎に分けて掲載することとしました。

今回はその3回目です。(ご賛同・ご意見等ございましたら、お寄せいただければ幸いです。)

3 何故、軟弱地盤・ヒ素等の土壌汚染に加え、海抜が低い所に建てるのか ・・・・・<第3項目の疑問点・意見>

現在計画している駅前アルフォーレ隣は軟弱地盤やヒ素等の土壌汚染に加え、海抜が2~3mだと聞いています(現在の中央町は海抜10m)。これまでも駅前一帯は幾度となく水上りを経験し被害を被ってきました。また、柏崎市発行の洪水ハザードマップにも、「浸水が0.5m~1mの区域」として表記されています。近年のゲリラ豪雨や津波被害を見る時、これを超える水害は充分に想定することができます。つまり、対策本部としての働きができなくなるということです。東日本大震災では15m~20m級の津波に襲われ、あの大惨事となりました。東日本大震災に見舞われた東北地方も津波伝説があり、1,000年に一度と言われる地震津波に襲われました。柏崎市でも石井神社の鳥居が水没したという故事来歴があります(延暦8年、西暦789年、石井神社地震洪水にて没す。石井の岡に遷座あり)。柏崎で今後同様の自然災害が発生しないという保証はありません。一度災害に見舞われますと、市庁舎は司令塔としてその機能発揮にフル回転しなければなりません。その市役所庁舎が水没していては市民を守ることはできません。このことは、つい先般の鬼怒川堤防決壊で水没して機能しなかった茨城県常総市役所の例でも、我々は大きな学習をしています。今、日本全国の自治体では、公共施設を高台に移転する動きが大勢であります。以上のように、災害時の教訓があるにも関わらず、駅前に移転する理由についてお聞かせ下さい。

※ これに対する市長からの回答(平成28年2月6日(土)掲載)は、正面から答えていないため、「回答の問題点」として、以下のように指摘しています。

<回答の問題点>

専門家の話を聞きますと、ヒ素は石油精製過程で洗浄剤として使われた可能性が高いと言われます。ヒ素のみならず日石跡地一帯は化学物質汚染地域であり、何故アルフォーレの土をわざわざ5mも掘って総入れ替えしたのか。説明の整合性がありません。また、先般パリで開催されたCOP21では、これからの自然災害は地震に伴う津波だけではなく、今まで経験したことのない「台風・竜巻・大雨・高潮」が何処でも頻繁に発生するようになり、低地での対策が必要と警告しています。それなのに、東日本大震災の15m~20m級津波の被害、鬼怒川の堤防決壊による、茨城県常総市の被害などの教訓対策については何も答えていません。