反対討論=「柏崎市新庁舎建設移転計画」

新庁舎建設移転計画を進めている柏崎市では、平成28年2月定例会議で「建設設計者選定委員会の開催経費237千円」を、補正予算で計上してきました。そこで、この計画の見直しを求める立場から、荒城彦一議員が賛成できないとして「反対討論」したものです。

以下にその「反対討論全文」を掲載致します。

反対討論(平成28年2月26日定例会議)

  私は議第1号、「平成27年度一般会計補正予算(第9号)」に反対の立場で討論いたします。

私が反対する点は、本議案中「2款総務費・1項総務管理費・18目新庁舎整備費237千円」についてであります。

議案の提案理由の説明によりますと、この費用は次年度「公募型プロポーザル方式により設計者を選定するに当たり、建設設計者選定委員会の開催に必要な経費」を措置したいものということですが、此の度の建設計画や進め方に反対し、見直しを求める立場として、これに賛成することはできません。

新庁舎建設計画につきましては、これまで議会でも多くの議論があり、賛否両論の中で「疑問や不安」が数多く浮き彫りなってきています。

例えば、その内の一部を挙げるだけでも

  1. 市民の多くが、今現在、建て替えを望んでいるかどうか? そして、この計画は市民多数の賛同を得ているのかどうか?
  2. 「財政が厳しい、厳しい」と言っているのに、何故、借金までして建てる必要があるのか?
  3. 海抜が低く、大きな津波や洪水に見舞われたらどうするのか? 近年の東日本大震災や、茨城県常総市の教訓を、どう受け止めているのか?
  4. 耐震補強工事(2億8千万円)は税金の無駄遣いになるのではないのか?(使える建物を期限前に壊してしまうということ。)
  5. 現在77年経っている喬柏園は改修し、「メモリアルまちから」として、この先さらに「数十年使おう」としているのに、何故庁舎は50年で使えなくなるのか?

等々、沢山あります。つまり、未だにこれらの疑問や不安は解消されていません。市民の多くは納得していないのであります。

 一方、市民の間では反対運動をする組織も立ち上がり、「公開質問状の提出」や、「全市民への呼び掛け」そして現在「署名運動」が続けられていることからも、「反対・見直しを求める声」は「決して少なくない」と強調しておきたいと思います。

 しかるに、それらの声に配慮することなく、強引にも計画を進めていることに対しては、強く警鐘を鳴らしておきます。 

 私は、昨年「9月定例会議一般質問」で、「反対・見直し・不安を訴える市民の声を代弁」し、いくつかの項目を掲げながら質問しました。

 それに対して市長は、「見直しを前提にした質問には答えない」と切り捨てました。反対意見に耳を傾ける姿勢が全く感じられないのであります。 

 市民の声を聞き市民参加の市政運営を目指すならば、反対意見にも謙虚に耳を傾け、自らの姿勢や考え方に思いを巡らすことが大切であります。

 庁舎建設という事業は、半世紀を超えて「市民生活を支える大プロジェクト」であります。

 真に「市民の利益は何処にあるか」、「市民サービスと福祉の向上の為には如何にあるべきか」を考えて進めるべきであり、本提案(議案)はそれに叶っていないと強く訴えて、反対討論といたします。