市長への手紙と回答ー職員盗撮事件・柏崎市役所

標 記の件については、これまで市当局の発表・議会の動き等3回と「市民は怒っている」と題して1回、市民各位の声や反応を掲載してきた。そうしたら、その後 も大変たくさんのアクセスが続き、4回とも他の記事に比較し20倍~30倍に跳ね上がった。その後も電話・メールを含めて多くの声が絶えることがない。そ の後の特徴として、市職員OB各位の声が多い。いずれも要約すれば、「市役所はどうなっているのだ」、「情けない」、「昔はこんなことはなかったのに」 等々だが、改めて市民各位の怒りの大きさ、関心の高さを感じている。

そんな折、「市長への手紙」を出された市民の方があったようだ。それに対する回答とともに、柏崎市のホームページに公開されたので、以下に掲載す る。予談を避けるために、拙筆の意見・解説は別の機会に譲り、今回は「ありのまま」を掲載することとした。まずはお読みいただきたい。

市職員の不正行為に思う(市長への手紙 平成26年3月公開)

<お寄せいただいた内容>

市長におかれましては、日々の市政執行ご苦労さまです。  今回初めて「市長への手紙」で問題提起いたしますので、市長の回答を求めます。  今日、新聞に「課長代理を停職4ヶ月」のニュースが載っていました。またも市職員の不正行為のニュースです。昨年5月のガス水道局職員の不正行為で、停 職懲戒処分から1年も経っていないこの1月3日に、課長代理で52歳の職員が盗撮とのことです。この処分は停職4ヶ月と主査降任処分とのことです。 市ではコンプライアンス委員会を設け、コンプライアンスの確立に取り組んできたとのことです。この委員会の構成メンバーは分かりませんが、結果からは全く 成果が無いと言わざるを得ません。この委員会では5W1Hの視点から見たとき何をしてきたのでしょうか??  この様な委員会も必要なのかも知れませんが、何よりも反社会的な不正行為をした職員に対する処分の甘さが、再発の根源と思います。甘い処分により、職員 の意識改革が進まないのです。何よりも、職員の意識が変わらない限りは、再発は収まらないと思います。停職・降格ではなく、懲戒免職なのです。免職になれ ば不正行為を犯した人は生活が成り立ちません。これで初めて意識が変わり、コンプライアンスが成立するのです。  市民感覚としては、こんな甘い処分はとても受け入れられません。市民の貴重な税から生活の糧を得ている職員で、しかも管理職が、この様な不正行為に及ん だことに対する処分はこんなもので良いのでしょうか??一般私企業では当然懲戒免職です。私企業の方が、更に更にモラルが高いのです。厳しさが有るからで す。  今回の課長代理、52歳の人生真っ盛りの重責にある職員が、あるまじき盗撮を行った行為は、4ヶ月の停職や1階級の降格程度では済まされない事案と思い ます。卑しくも公僕たる管理職です。  この人は降格と言えども主査です。部下を持つ事になります。こんな男に部下を持つ資格があるのでしょうか??こんな男に部下の管理が出来るのでしょう か??部下はこんな男の指示に従うのでしょうか?こんな男の配下で組織の仕事は回るのでしょうか??こんな男を何故部下のいる職位に付かせるのか全く理解 できません。市役所とは、こんなことで仕事が出来る組織なのでしょうか??  人は、私生活にあっても毅然とした思考を持たないと、世間や組織に大きな迷惑をかける場合があります。ましてや仕事を持つ人は言うまでもありません。  役所にはまだまだユルイ職場意識があるようにしか見えません。処分の甘さがあるからです。この様な不正行為をした職員は、即刻懲戒免職です。それが納税 者としての市民感覚です。また、再度言います。私企業ではそれが当たり前で、それでコンプライアンスが出来ており、モラルが高いのです。私企業ではそうし なければ企業価値が下がり、飯が食えないと言う厳しさが有るからです。人は一般的に心の弱い動物です。それを補うものが制約・規制ではないでしょうか??  市長の手当てを減らしても何も改善しないのです。むしろ堂々と100%の手当てを受けて、毅然とした処分処置を望みたいのが市民感覚です。市長の職員へ の意識改革の仕事を精力的に実施していただき、成果を出していただきたいと切に願います。モラルの高い、効率の高い、改善意識の高い市役所でありたいもの です。  一市民としての思いを述べましたが、市長の更なる努力を祈念します。  誠意ある回答を求めます。よろしくお願いいたします。

<市長からの回答>

お手紙拝見いたしました。  この度の職員の不祥事につきましては、誠に申し訳なく思っております。先ずもって、お詫び申し上げます。  ○○様からは処分が甘いとのご意見をいただき、お気持ちも十分に理解できるところでありますが、ルールと前例に従った取り扱いが求められる中で、最大限 の厳しい処分を下したものであり、他市の事例等に照らしても必ずしも甘いというものではありませんので、ご理解をいただきますようお願いいたします。  また、課長代理から主査への3階級降任の分限処分としましたが、当市において、主査は部下を持たない職位となります。そのため、○○様が懸念されている 部下を持つことにはなりませんが、今後の配属先につきましては十分考慮してまいります。  コンプライアンスの確立に全庁を挙げて取り組んできた中での不祥事であり、誠に残念なことでありますが、これを契機に改めてより一層の綱紀粛正に努めて まいります。○○様をはじめ、市民の皆さんからの信頼を回復するためにも、職員一同、気を引き締めて職務に専念してまいります。

以上です。