比角(ひすみ)は元気だ

1、アベノミックスの効果?

012世間ではアベノミックスの効果もあり、景気が上向いてきているという話もあるが、それも東京・大阪・名古屋等限られた一部大都市のことで、地方ではまだまだ厳しいという話を聞く。世間通の論評によれば、その中でも新潟県は特に厳しい環境にあるといい、とりわけ「柏崎市は元気がない」という話がなくならない。

2、比角は元気だ
ところが市内を見回してみると、総てにわたって元気がないわけではない。例えば比角地区は違う。地域を見渡すと、住宅建設はどんどん進み建築の槌音が絶えることがない。例えば某工場が撤退した跡地に開発された住宅団地は50区画がほぼ埋まってきているし、総合医療センター近くに開発されている宅地や、その近隣にも次々と住宅が建設されている。このように新しく住宅を建設して入居003する人達は、総じて子育て世代が多いから、自ずと子どもたちの数も増えてくる。そのことが比角小学校の児童数にも表れ、平成26年5月1日現在で柏崎市内小学校の中で最も児童数の多い592名だということである。またこの世代の人たちは消費活動も活発であることから、その反映であろうか、最近はコンビニエンス・ストアが相次いでオープンし、地域内でも8店舗が営業を展開している。また、公共016事業も一つ一つ進んでいる。比角小学校では長年の懸案であったグランドの水捌けを良くする改修工事が進んでいるし、コミセンの耐震補強工事も始まった。さらには、側溝の改修や道路の補修も進み、環境整備も一歩ずつ前進している。

3、活発な地域活動
このように並べてくると「比角は中心部に近く、買い物や子育てに便利だから、地域内移動で移り住んでくる人が多いのではないか。」という声が聞こえてきそうだ。確かに柏崎市全体の人口が減少しているのだから、その側面は否めないと思う。139しかしながら、長い間、比角地区が地域を挙げて活発な活動を展開をしていることは、市内でもよく知られていることである。一例をあげると、比角コミュニティセンターの平成25年度利用状況は件数3,386件、利用人数38,340人で、数の多さでは市内31コミセンノ中で1位である。因みに2位の数値を見ると件数2,090件、利用人数32,557人だから、その多さが分ろうというものである。老婆心ながら申し上げたいことは、何も数の多さを持って、また1位だ2位だと順位の何がしかで元気だというのではない。そこには先人が築きあげた活発な地域活動とそれを守り、更に新しい発想や企画を加えて、地域おこしを継続してきている「活力」がある、と申し上げたいのである。
4、地区大運動会には2,000人超が参加
そして、その象徴の一つが去る8月31日(日)に開催された比角地区大運動会だ。毎年8月の最終日曜日に炎天下で開催される恒例のイベントだが、今年も2,000人(コミセン談)を超す人達が参加して熱気と元気と活気ある戦いを繰り広げた。044柏崎市の調査では市内各地域毎に開催している運動会は全部で39地区に上るということだから、柏崎市民のスポーツに寄せる気持ちは、「決して捨てたものではない」と思うし、嘗て「スポーツの町柏崎」を標榜したこともある「らしさ」をも引き継いでいると申し上げてよかろう。このように、市内各地で開催されている運動会だが、参加人数を見てみると25人或いは47人規模から数百人、千人超まで様々だが、平均すると352.3人となる。この人数が多いのか少ないのかは議論の分かれるところだと016思うが、健康の面でも地域交流やその他諸々の点でも、意義深い行事であることは異論のないところであろう。因みにここでも比角の人数は毎年群を抜いて多い。今年の場合は例年会場にしている比角小学校がグランド改修工事のため、第二中学校グランドで行ったが、小学校より若干狭いこともあり、開会式から閉会式まで大変大勢の人達が集っていて、拙筆の目には3,000人以上は参加したと思えた。

このように、地域の元気は地域で創ることを教えてくれるの033が、比角地区の各種活動だという気がしてならないが、それにプラスして政治の力、つまり、柏崎市としての政策投入が効果をあげてくれば、市域全体に活力が行き渡るということになる。この次には「柏崎は元気だ!!」というテーマでこの稿を書きたいものである。