注目の新規事業(1)ーH26年度事業ー検証・2月定例会議(柏崎市議会)ー

1 「政策の貧困」を打ち消す事業となるか!!

前回も触れたが、平成26年度の新規事業の中で注目したい事業がいくつかある。まず挙げたいのが、「中小企業者設備投資支援補助金」と「移動販売支援事業」だ。これまでも再三指摘してきているが、低迷し冷え切っている地域の景気・経済を刺激し、少しでも元気が出るような施策が望まれてきているが、なかなか思うに任せなかった。そんなことから「政策の貧困」を指摘する厳しい声も少なくなかった。そこで、この度新規事業として打ち出されたのが上記2つの政策だ。予算で見ると前者で4,500万円、後者が1,280万円であることからしても、決して大規模事業とは言えないが、産業経済政策としては、評価できると申し上げたい。

2 中小企業者設備投資支援補助金

この補助制度は、中小企業者の競争力強化を支援し、ものづくり産業基盤の底上げを図るために、製造業者が市内の工場等に設備投資をおこなうに当たって、対象経費の50%で上限500万円まで補助するというものである。

案の定、受付(期間:H26年4月7日~18日)と同時に、申し込みが殺到し既に32社の応募があったと聞く。これにより審査に入るというから、上限500万円を満額希望すれば9社しか対象にならないことになり、選考に外れるところも当然出てくることになろう。周知の方法や期間の短さなど今後の課題が出てきているが、関心やニーズの高さが解ろうというものである。今回対象から外れたり間に合わなかった事業所等で、希望する企業も少なくないと思われるが、今後の改善と対策が必要である。

以下は制度概要であり、参考にしていただければ幸いである。
◎ 制度の概要

・ 市内の工場等に設備投資を行う中小企業者(製造業)

・ 補助額は対象経費の50%(1,000未満切捨)で上限500万円

・ 申請は応募制で、審査により採択決定

・ 交付対象設備はH27年2月28日までに取得し、事業の用に供するもの。

次は、「移動販売事業」について検討してみたいと思うが、長くなるので次回[5月8日―(木)]に譲りたい。

<次回に続く>